1907年、実業家で衆議院議員だった武藤山治(むとうさんじ)の別邸として建てられた洋館。
木造二階建の建物は、北野町の異人館と同じコロニアル様式のデザインで、広く張り出した円形のベランダが特徴。
1937年には鐘淵紡績に寄贈され、企業の厚生施設として利用されていました。
2007年、建物・家具・絵画・調度品・蔵書等の寄贈を受けた兵庫県が、移築・修復工事を実施。
2010年、一般公開しました。
2011年、国の有形文化財として登録。
明石海峡大橋を眼の前に眺めながらくつろげるカフェとしても営業しています。