保久良(ほくら)神社は、市街地からほど近い保久良山(金鳥山の中腹)にあります。
神社までの道路はきれいに舗装されていますが、一般車は通行禁止です。
途中、すれ違いの登山者やハイカーと挨拶をかわしつつ、汗をかきながら急な坂道を登ります。
標高約190mまで登ると保久良神社に到着。
そこからは大阪湾のすばらしい景色を眺めることができます。
この辺りでは石器時代、青銅器時代、弥生時代等の儀礼的用途をもつ遺物が出土。とても古い時代から祭祀が行われていたと考えられています。
1825年に建てられた石灯籠は、昔、「灘のひとつ火」と呼ばれるかがり火を交替で守り続け、船からの目標にされていました。
かがり火から電灯にかわりましたが、この灯りは今も灯されています。
社殿は阪神大震災で被災し、1996年に修復されました。