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生田神社

生田神社

生田神社は、神戸を代表する神社の一つです。

各路線の三宮駅から歩いて3~5分の場所、にぎやかな商業地の中にあります。

生田神社には、稚日女尊(わかひるめのみこと)が祀られています。「稚日女」は、若く瑞々しい日の女神であり、物を生み育て、万物の成長を助け見守る女神です。

生田神社の創建は西暦201年。日本最古の歴史書である日本書紀に創建の由緒が書かれています。話は、第14代天皇、仲哀(ちゅうあい)天皇の時代までさかのぼります。ちなみに今上天皇(現在の天皇)は第126代です。

仲哀天皇の皇后、神功(じんぐう)皇后は、神戸港で船が進まなくなってしまったので、占いをしました。すると、稚日女尊が現れました。

そして、「活田長峡国(いくたながおのくに)に居りたい。」との神託があったことから、生田神社が建てられました。

当初、生田神社は、新神戸駅の奥にある布引山の場所にありましたが、799年4月9日の大洪水により、山全体が崩壊する恐れがあったため、今ある生田の森に移転したといわれています。

806年には、神社に仕える「かんべ(Kanbe)」と呼ばれる44戸の人々が朝廷から神社へ送られました。それが後に「かんべ(Kanbe)」から「こうべ(Kobe)」へと変化し、現在の神戸の地名の由来と言われています。

社殿は、1938年の神戸大水害・1945年の神戸大空襲・1995年の阪神・淡路大震災など何度も災害などの被害にあいましたが、そのつど復興されてきました。

現在の社殿は戦災で焼失したものを1959年に再建したものです。

生田神社の公式ページ
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