646年(大化2年)、インドの伝説的な高僧である法道仙人が開いたお寺。
後に空海(弘法大師)が、摩耶夫人尊像を唐より持ち帰り、ここに安置したことが、「摩耶山」の名前の由来と言われます。
釈迦の生母である摩耶夫人は、安産・子授け・子育ての守護仏として信仰されています。
最盛期には3,000人の僧を擁する大きなお寺でした。
1976年、仁王門や一部の塔頭・庫裏を除いて、火災で全焼。
今のお寺は、北方約1kmにある摩耶別山に場所を移して再建されたものです。
旧境内は歴史公園となり、仁王門、石垣や石段などが残っています。
摩耶山天上寺の公式ページ