1868年に神戸港ができた当時、近くにアメリカ領事館があったことから、神戸港の第3波止場をメリケン波止場と呼ぶようになったと言われています。
1987年に、そのメリケン波止場(東側)と中突堤(西側)の間を埋め立てて作った公園がメリケンパークです。
総面積は15.6ヘクタール。東京ドーム3個分以上の広さで、海に面した遊歩道、芝生広場、桜並木、噴水など、ゆったりとした時間を楽しめる場所があります。
海と山を背景に、神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、遊覧船、ホテル等が並ぶこの場所は、神戸を代表する観光地であり写真スポットです。
東の端にあるメリケン波止場は、1995年の阪神淡路大震災で大きく破損しました。
破損した岸壁の一部は、神戸港震災メモリアルパークとして、当時のままの姿で保存されており、震災のすさまじさを感じることができます。